幻のお茶「大豊町の碁石茶」【初回のご注文は送料無料となりますが、メール便で送るため、外箱と内袋を分けて送らせて頂きます】棚田が綺麗です、この奥で碁石茶の生産が行われています(八畝より怒田地区を望む) TBS はなまるマーケットで紹介された 大豊の碁石茶 高知県大豊町に行ってきました 茶葉を摘んでいる、娘さんたちと 普通、お茶は5月に摘まれますが、碁石茶は醗酵茶なので6月下旬まで待って摘まれます。成熟した葉でないと良い碁石茶は作れません蒸し工程⇒ 室(ムロ)のムシロの中で寝かす(カビ付け醗酵)⇒桶に漬け込み⇒カットして天日干し⇒大変手間のかかる仕事です フー 摘むというより、鋏で枝ごとカットします 枝と葉は、蒸すことによって分離してしまいます (枝は干して、かまどの炊きつけに使います) 茶葉を蒸す桶 桶の下は金網になっており 下の鉄鍋には、茶の煮汁が入っています 煮汁の湯気で蒸すことになります下から杉の角材で鉄鍋を炊くのです 蒸しあがった茶葉を40センチ〜60センチほどの厚さで室(ムロ)に敷き、藁をかけます この、藁に、麹菌がついているのですが (ムロ全体の壁にもその家、独特の麹菌がついています) その麹菌で醗酵が始まります 約一週間、寝かせます 麹菌が茶葉に蔓延しているところ 「こうならなくっちゃいけない」とのこと カビ付けが完了すると、桶に漬け込む 入れた茶葉と同じくらいの重量の石を載せます 10日〜2週間、醗酵させます 醗酵が止まると、タチ包丁で上から切れ目を入れて、2〜30センチほどの厚さで取り出します 結構大変そうです この包丁で、切り出したお茶の塊を3センチ角に切り、手で1センチ以下の厚さに剥ぐ 剥いだ碁石茶を、また桶に漬け込み晴天を待って天日干しにする5日ほど丹念にひっくり返しながら十分乾燥したら出来上がり コレ、大変な作業なんです 大変大変な作業です なんと、この家、この桶、室(ムロ)、かまど ぜーんぶ、手作りだそうです ウ〜 考えられません 昔、自分の家でも作っていた碁石茶を、誰かが残さないかんと こだわって こだわって 碁石茶を作っています 漬け込んでいる桶が4つ 手前から 240kg(重石は240kg+α) 200kg90kg208kgの碁石茶が入っているそうで、上の重石は同じ重量(+α、秘密)にしてあるそうです 重石を載せて数日で、10センチほど重石が浮き上がり、また元の位置まで沈むそうです おいしいお茶ですとは言いません!マズイデス!!、、、 が 、、、 慣れるとやめられないお茶でもあります 碁石茶は、とても 「美味しいお茶デス」とは言えません。 漬物のように、葉を醗酵させて作るため、どちらかというと高菜の漬物のように酸っぱい味がします。 好き嫌い大です初めてお買い上げの方には30gのお試しパックをお勧めいたします 漬物のお茶うけによくあいますし、 茶粥のだしとして使うのが本場の飲み方です。 |